今月の月イチハイクは、運動ではなく文化がテーマ。丸子にある匠宿へ、工芸体験に行ってきました。
竹細工、染め物、陶芸などさまざまな体験ができるということで、事前に生徒にヒアリングしたところ、「漆のタンブラー」が一番人気だったので、先週予約をしておきました。本日午後1時に秀英NEO高等学校に集合し、車で15分くらいで匠宿到着。
エントランスから施設内に入り、「工房 木と漆」へ行くと、テーブルに案内され、まずはどのデザインがいいか各自選びます。何種類も図柄があって、それぞれ悩んで悩んで悩みまくったあげく無事選択完了。
この漆塗りの台紙の上にシールが貼ってあり、図柄にそって切り込みが入っているので、その切り込みに沿ってカッターで慎重にシールを剝がしていきます。シールを剥がしたところに、金(銀)紛のような粉(本物の金粉・銀粉ではありません💦)を固着させて模様になるそうです。
生徒もスタッフも真剣そのもの。もともと描かれていた模様に加えて、模様を追加したり、自分のイニシャルを入れたり、中には推しの「三代目JSB」のアルファベットを切り取ったりしている強者もいました。
そして、切り取りが完成したら、シールの上からのりを塗り、その上に金(または銀)粉のような粉を振りかけます。全体まんべんなく振りかけたら、余分な粉を払い落とし、スタッフの方にスプレーをかけてもらい、粉を固着させます。
そして、表面が乾いたら、ていねいにシールを剥がしていくと… きれいに模様が浮かび上がりました!
あとは、これを二重構造になっているタンブラーにセットすれば完成です。どれも個性的に仕上がり、一同大満足!
工芸体験を終え、せっかくなので施設内をぐるっと見学。以前はなかったきんつば屋さんやタミヤの模型工房など新しい施設も!ちなみに、昨年から始まった2月に開催される丸子アルプストレイルランという大会は、このTAMIYAの看板の左の細い路地から丸子アルプスへと登っていきます(今日の話題とは全然関係ありませんが)。
その後、「工房 竹と染」では、工房長の鷲巣恭一郎さんに、お茶染めのようすを見せてもらいながら、いろいろとご説明いただけました。突然おじゃましたのに、ご対応いただきありがとうございました。ということで、みんなでこうやってモノを作るっていうのも楽しかったですし、このタンブラーに見るたびに、あのときみんなでつくったねぇと思い出せるのもいいですよね。ぜひ、また匠宿に工芸体験に来たいと思いました。みんな、苦労してつくったタンブラー、大事にしましょうね。
秀英NEO高等学院では、1週間無料体験の他、個別相談や入学説明会も、随時実施しています。大学受験に向けた学習アドバイス含め、じっくりご説明させていただきますので、お気軽にお申し込みください。お待ちしております!